伊豆の小さな海辺の町、稲取温泉。 雛のつるし飾りまつりは、明日から3月31日まで開催されます。 この稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長 を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。 江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、 お雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おう という、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りです。 当館でも、約2mの吊るし雛を飾りました。 稲取のさる女性が造った、貴重な雛です。 母から娘へ、娘から孫へ、一針、一針、娘の健やかな成長を願う親心を どうぞご覧くださいませ。